仕事の都合で急遽佐賀県日帰りの旅。用自体は小一時間で済むのですが「折角なので何処かに立ち寄りたいなぁ」と思い、始発と最終のフライトを予約して現地での移動にレンタカーを確保(空港利用促進のため飛行機利用者を対象に2,000円で貸してた)。案の定3時間弱余裕ができたので、吉野ヶ里遺跡へ(生憎小雨模様だったのでちょっと躊躇しましたが、他にめぼしいところもなく…)。
園内に入り、ちょうどスタートしようとしていた周遊バス(電動！)に飛び乗って、まずは園の反対側まで。ゆっくり進むバスから眺める遺跡は想像以上に広く、想像以上に立派。バスを降りた後徒歩で入口へ戻りつつ幾つかの復元された建物に入ってみましたが、これだけ多く、大きな建物が集まっているとは全く予想していませんでした。
弥生時代の遺跡なので当然建物自体が残っていた訳はなく、地面に残された穴・溝などの跡や全国に残る土器・青銅器に描かれた絵を元に一つ々々建物の形を「想像」して復元していった、とのこと。邪馬台国では?ということで世の中の関心を集めたから、ということもあったと思いますが、随分力が入っているなぁと感心すること頻り。
折からの雨でうっすらと霞がかかったとても幻想的な景色を高見台から眺めつつ、まだ暫くいたいなぁと思いながらも飛行機の時間が気になって、帰路へ。
