藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎)

博物館

 ツレの知人が「行けなくなった」ということでチケットがまわってきたため訪れることになった「藤子・F・不二雄ミュージアム」。テーマパークなのか、それとも藤子・F・不二雄先生の記念館なのか、よく知らないまま、でも結構ドラえもんとか好きだったから楽しそう、と思ってわくわくしながら来館。

 外から見た建物はそれほど大きくなくて外観も奇を衒ったものではなく、「ただの子供向テーマパーク」とはちょっと違うな、という感じ。また入館受付も数グループずつ区切ることでフロントに人が溢れたりしない様配慮されていて、なかなか好印象。

 フロントで全員に「おはなしデンワ」なる「音声案内装置」を渡され、各展示物に書かれている番号を押すと説明が再生されるので、それを機器ながら館内を回る、というシステム。数カ所あるビデオ再生ともきちんと同期が取られる様になっていて、また大人用・子供用それぞれが用意されており、従って子供らもやたらとはしゃぎ回ることなく、時に神妙な顔をしながら説明に聞き入っており、比較的落ち着いて見学できる、というのも嬉しいところ。

 肝心の展示物は、大きくは藤子・F・不二雄先生の略歴や人柄などの紹介パートと、ドラえもんなどの作品紹介のパート。当時の時代背景や藤子・F・不二雄先生の考え方などと合わせて各作品が紹介されていますが、どれも知っている作品ばかりで、また比較的自分自身が体験してきた時代ともラップするため、共感したり、いろいろと思い出したり、などなど十分楽しめる内容。
 そして最後に付属のミニシアターでショート作品を見て、終了。

 入館日時指定のチケットのみなので混雑することもなく、また展示内容もしっかりしているので大人も充分楽しめるミュージアム。
 また「ドラえもん」の人気は世界的!だからでしょうけれど、かなり多くの東南アジア系の観光客が来ていたのも印象的でした。

 唯一残念な点は写真撮影可能なゾーンが限られていること(基本は中庭とベランダ、つまり屋外のみ)。まぁミュージアムなので仕方がないところでしょうか。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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