登戸〜羽田(Tartaruga:50.7km/3,960km)

水のある風景

 台風の影響が多少気になったものの、朝から晴れ予報。また5m/sほどの風が予想されているものの朝起きてみると殆ど吹いていないことから、Tartarugaを持って多摩川サイクリングロードへ行くことに。
 実は多摩サイを走るのは初めて。様子がわからないし風が強くなることも考慮して、走行距離控え目で登戸を起点に羽田まで往復することに。

 登戸からまずは右岸を走行開始。荒川の様に広々とした河川敷を走るイメージでいましたが、実際には土手上の幅員2m足らずの舗装路がメインのコース。ここをロードバイクにママチャリ、さらに結構大勢のランナー/ジョガーが対面通行、混走になるため、結構気を使って走る必要があります。河川敷に降りると硬く固められた未舗装路もありますが、舗装路の方が走りやすいのはもちろん、それ以上に土手上からの眺めが楽しめるのが大きな利点。
 また道路などと交差する場所でも橋の下をそのままノンストップで抜けていける様にコース取りがしてあり、安心して走れるところはさすが。行き届いています。

 どうやら今日は多摩川の花火大会開催日らしく、土手はほぼ全域場所取りのシートやビニールロープで一杯。秩序正しくキレイに枠が並んでおり、場所取り自体は禁止されていない様だし、皆慣れたものなのでしょう。

 丸子橋を渡り、そこから先は左岸を走行。
 右岸と同様に細めの舗装路混走ではありますが、ちゃんと専用コースが続きます。大通りとの交差も橋の下を潜り抜けるのも今まで通りですが、ただスペースの都合か、あるいは後から付け足したからなのか、橋の直前でほぼ180度ターンして水面近くまで一旦下ってからまたターン。そのまま橋をくぐった後、また2回180度ターンを繰り返して土手レベルに戻る、という場所が何ヶ所か。自転車はきついターンが苦手ですが、まぁそれでも一々交差点で信号待ちして渡るよりは安全かつ快適なので、我慢々々(でも、もうちょっと工夫してくれても良かったんじゃないかなぁ)。

 矢口あたりまで来ると川幅はますます広くなり、またここで大きく蛇行するため、運良く晴天に恵まれたこともあって非常に美しい風景が広がります。土手上のサイクリングコースも広くなり、実に爽快。
 そしてコース上に表示されている河口からの距離数がいつのまにか1ケタになり、それが徐々にゼロに近づいてくるころ、かなりの頻度で頻繁に飛び立っていく飛行機が見え始め、河口はもうすぐ。

 最後に、小さく突き出した突端らしきところをグッと回り込むと、弁天橋から穴守稲荷神社の赤い鳥居が見えて、ここが終着点。ここから先は羽田飛行場の敷地となって、立ち入り禁止。
 たいした距離は走っていないのだけど(ほぼ25km)、なんとなく達成感を感じながらまわりを眺めると、同じ様に多摩サイを走ってきた自転車乗りが多数、皆妙に充実した表情をしているのは、やはりここがゴール地点だからか。

 一息ついて、Uターン。同じ道を逆に辿って登戸まで。予報通りであれば終日南風、復路は追い風になるはずなのに、実際にはかなり風が巻いている様で結構向かい風を感じつつ上流へ。往復50km、普段よりは短い距離ですがやはりOCR1よりは効率が下がる様で、また登戸からはまだ車も運転しなければいけないので本日はここで終了。
 夏休み最後の土日だからか、R246も東名も大渋滞にゲンナリ。体力を温存しておいて良かったと思いつつ、家へ。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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