「日本一高い場所に天守がある城」というフレーズに惹かれ、備中松山城へ行くことに。山城へ行くこと自体初めてなので、ワクワクしながら現地へ。
ここは途中までは車で上がって行かれますが、五合目からはシャトルバス(有料)で上がるシステム。まぁ、城の際まで行かれるんだな、と勝手に想像していましたが、実際にバスが通っているのは八合目まで。そこから先はひたすら山中の石段を20分ほど登っていくことに。
そこそこ石段が整備されているとは言うものの、かなり急だったり段切りが不規則な箇所も多く、結構ハード(特に自分達は全日のこんぴらさんで脚がパンパン)。なんとか登って行ってふと目を上げると突然石垣が現れてビックリ。
さすがに規模は小さいものの、そこそこ高い石垣が何重にも組まれ、その先の山頂には本丸と天守。よくもまぁこんな所に、とビックリするくらい立派なお城。
木々に包まれていることもあり、ほとんど城の片鱗も見えないまま登って行くと突然現れるため、それだけ受けるインパクトも大。
脚力に不安がある人でもゆっくり行けばなんとかなる距離ではあるので、ぜひ一度は行く価値あり、のお城でした。
(こんな場所なのによく残っているなぁ、と思ったら、昭和初期には地元の女子学生までが「体力増進」として駆り出されて石垣などの修復にあたったそう)。
