半年分の骨休め(箱根強羅)

お出かけ

 仕事が変わって丁度半年。後半に向けてリフレッシュ(そんなにハードに仕事していないけど…)、ということで10/1は休みを取って、日・月で温泉へ。今までこんな時は開耶へ行くことが多かったですが、ちょっと気分を変えるため、箱根を選択。天気には恵まれなかったけど、予想以上にのんびりすることができました。

 運が良ければ上の方では紅葉も見られるかな、と期待しての箱根選択だったのですが、生憎今年は台風の当たり年ということで、またもや台風襲来の週末。今まで身の回りではほとんど影響を受けずに済んでいましたが、今回は関東地方もかなり影響を受ける様で、あちこちで臨戦態勢。

 …ということで皆が外出を控えよう、という中、一路箱根へ(さすがに道は空いていて快適)。
 元々は強羅公園散歩やロープウェイで大涌谷とか考えていたのだけれど、さすがにこの天気では無理なので今日のホテル「レクトーレ箱根強羅」へ直行。

 例によって”じゃらん”で「露天風呂付の部屋」でヒットしたレクトーレは、強羅の斜面に貼りつく様に並べられた複数の小さな棟と渡り廊下から成っていて、ロビーから一番奥に位置する自分たちの部屋まではいくつもの曲がり角と登り階段(案内に「館内にはエレベータが無い。階段利用に不便を感じる人には勧めない」と書いてあるだけのことはあります)。
 この、あまり利便性を考慮していなかったり増築を繰り返して出来上がっていった感じからは、元々は企業の保養荘あたりだったのではないかなぁ、と思います。

 部屋は広々として窓も大きく(角部屋なので2面が天井から床までほぼ全面ガラス)とられ、周囲は木々に囲まれて眺望は望めない代わりに「森に包まれた感」があってイイ感じ。ただ、肝心の「露天風呂」はベランダに「洋風の寝ころんで入る様な白い浴槽」を目隠し塀と窓ガラスの間1m弱のスペースに無理矢理埋め込んだ、という如何にも”後から取って付けた”感が強く、ちょっと興ざめ(せめて風呂桶をベランダの上に置く”くらいして欲しかった)。また「普通のお湯」と「温泉」の2つの蛇口があるけれど、「温泉」蛇口からの湯量はビックリするほどチョロチョロ(冬は貯めている間に冷めてしまうのでは?と思うくらい)。
 まぁそんなお風呂で、また台風の影響で頻繁に雨が降ったりやんだりを繰り返す中、「約10倍希釈温泉」ではあっても露天風呂は気持ち良いもの。サービスで付いていた箱根ビールを飲みながらのリラックスタイムを満喫。

 夕食は温泉ホテルでよくある”軽く洋風が混ざった和食膳”、あるいは”ちょっと頑張った保養荘のご飯”という感じ。悪くは無いのだけれど、でも値段の割にはちょっと…という気がしなくも無い(まぁ強羅の名前と地の利の悪さの分、コストが上載せされているのかも)。
 不思議と海外からの観光客(しかもちょっと若め)が多く、なんとなく食べ方に自信が無くて牽制し合っている感があって、面白かった)。

 すでに昼の段階でケーブルカーはもちろん登山鉄道も夕方での運行停止がアナウンスされただけあって、刻一刻と雨風が強くなる中、懲りずにもう一度露店風呂に入ってのんびりしてから早めに就寝。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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