台北旅行(1日目)

お出かけ

 前職での30年勤続報奨旅行をありがたく使わせていただき(太っ腹!)、台湾(台北)へ行ってきました。到着初日は、日本と似ている様でやっぱりちょっと違う街中を散策した後、「九份」へ行き、その幻想的な光景に圧倒されました。

 完全な「非英語圏」への渡航はW杯観戦のため1泊2日で行った韓国のみ。せっかくなのでアジア圏内で、でも治安と衛生面を考慮して(もう若くないし)、距離的にも手頃で…ということで台湾を選択(香港は、ここ数年で随分と不穏になっている様なので敬遠)。
 指定会社の中からJTBを選び、とりあえずは飛行機とホテルのみのセットツアーで検討開始。せっかくなので4~5泊したいなぁ、途中で他の街に移るのもいいし、現地で年を越してもいいし…と思っていたのですが、年末~年始の数日間は「個別調整ができない」ブロック期間に指定されているそうで、延長ダメ、途中のホテル移動ダメ…で結局3泊4日の標準パターンで申込み。
 生憎常用しているANAは満席のためJALにしましたが、その後往復ともANA利用よりも1.5~2Hずつ長く滞在できることがわかったので、結果オーライで。

 出発当日は早起きして羽田へ。今回はANAラウンジが使えないためカードラウンジのSKY LOUNGE ANNEXを利用。思ったよりも広くて人も少なく(中央は混む様ですがANNEXまでは人が来ないそう)、快適でしたが、外で買ったサンドウィッチを持ち込んでしまったのは失敗でした(有料で軽食サービスを提供しているのだから、持込み不可は当たり前ですよね…)。

 4時間弱のフライトを経て、無事台北松山空港へ。降下中に機内アナウンス「飛行場および周辺を撮影すると罰せられることがあります」を聞き、う〜ん、そう言うところかぁ、と再認識しつつ、到着。
 現地添乗員の案内で、今回のホテル「リージェント台北(台北晶華酒店)」へ。ロビーの先にある3フロア吹き抜けのラウンジには巨大なクリスマスツリーが聳え立ち、地下には高級品店街、今回使うバルコニープレミアルーム(下から3番目)は大きなベッドルームとは別にウォークインクローゼット的なスペースと大理石の巨大なバスルーム(シャワー別)…と至れり尽くせり、さすが5☆。また常時ミネラルウォーターのペットボトルが6本用意され、助かりました(気になる人は歯磨きも水道水は避けよ、という土地柄だそうなので)。

 まずはホテル周辺を散策開始。生憎の雨模様(結局滞在した4日間は全て雨でした)の中、しばらくウロウロ。
 台北の街の第一印象は「古い日本」。裏通り含めて比較的階数の高いビルが立ち並んでいますが、キレイなものはごく僅か(特に裏通り側はかなり古びた印象のものばかり)。2Fより上は、それぞれの住人が勝手に作り替えて外観がちぐはぐだったり、古ぼけたものや壊れたままの様に見えるものが大半。
 そして1Fはほぼ全て店舗。しかも間口2~4間程度の小さなお店が大半で、コンビニと飲食店の多さが目立ちます。歩道上にはそれら飲食店のテーブルが並んでいる一方で、一部はバイクの駐車スペースにもなっているためにバイクが普通に歩道上を走っていたり、日本ではアメ横あたりでしか見ない様な猥雑な光景が広がっています。

 また「なんか派手な(キラキラした)お店があるなぁ、と思いながら前を通ると仏像が祭られている(ちゃんとその前ではお供え物などが売られている)、という不思議な光景にも頻繁に遭遇。あとで現地添乗員に尋ねてみたら、大半は「個人持ち」とのこと。後日お寺に行った時にも感じましたが、日本よりも信仰心が強い人が多く、また神仏がずっと身近に溶け込んでいるのかも、と思いました。

 その後申し込んでおいたオプショナルツアーで「九份」へ。台北市内の集合場所からちょっと古めかしいマイクロバスで北へ(現地添乗員は何度も「到着まで三十九分」を繰り返していました…誰が教えたんだか…)。
 ジブリ作品のモチーフになったということで一躍有名になったこともあり、雨にも関わらずかなりの人出。「スリには気を付けて」という注意を何度も思い出しながら人混みに揉まれつつ眺めた九份は、小雨の中に赤い灯火の列が浮かぶ非常に幻想的な世界。その光景に圧倒されて、台湾初日が終了しました。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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