手ぶらBBQで京王フローラルガーデン「アンジェ」へ行ったついでに園内散策。コンパクトながら細かく作り込まれた園内はそれなりに花の種類も豊富。ただし、もっと都心に近いと「憩いの場」として重用されそうだけど、多摩川沿いでそれなりに緑もある地区なので多少半端感は否めない感じです。
河川敷ではないものの、ほぼ「多摩川沿い」と言っていい場所にある京王フローラルガーデンアンジェ。
元々は「関東の宝塚」とも言われた(らしい)東京近郊一の歓楽地「京王閣」の跡地の一部につくられた、菖蒲で有名な和庭園「京王百花苑」。一旦潰れて廃園になったところを欧風庭園として再スタートさせたものだそう(ちなみにアンジェ -ANGE- はAmenity Natural Garden of Euopeの頭文字をとりつつフランス語の「天使」を意味している、ということですが、先の英文は結構不自然なので、天使ありき、でしょうね)。
園内はそれほど大きくはないため「散歩」と思って歩くとあっという間に一周してしまうし、またそれほど印象に残る風景に出会うことも無さそうです。
一方で各所には小径がいくつも作られて、その周りに種類の小さな花々がビッシリと植え込まれているので、細かく花を追っていくと結構じっくり楽しめます。
ここは「マグノリア」が有名な様ですが、すでにシーズンオフ。今なら「アジサイ」と思うのですが、なぜか咲いているのは白ばかり(奥の方には青いガク紫陽花が咲く一角もありましたが)。
それでも梅雨の小雨を浴びたお陰でどの花も雫を纏ってとてもキレイ。これで一瞬でも日がさしてくれると絶好のシャッターチャンスなんだけどな、と思いつつ、しばらくの間花に囲まれた静かな時間を楽しむことができました、
