ザ・ゴール


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updated : 2010-05-06
from : 2004-09-01

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Books

 間違いなく私は活字中毒。中学おわり頃からSFにハマってハヤカワ文庫と創元推理文庫を買いあさり、会社にはいってからはビジネス書も結構面白くて読みあさり、ついでにコミック文庫も買いあさり...
 やっぱり自分は活字無しではいられないなぁ、とつくづく想う。

「ザ・ゴール」~「ザ・チョイス」(5部作)

エリヤフ・ゴールドラット,ダイヤモンド社

ザ・ゴール
 物語にすることでビジネス理論をすんなり理解させよう、という変わったスタイルをとるちょっと不思議なビジネス書「ザ・ゴール」。その中味はある種標準的なビジネススタイルに染まっていた私にはかなりのインパクト。

 著者が提唱する「TOC:制約条件の理論」は、いわば日本企業が得意な「部分最適」に対して「全体最適こそ全て」と考える理論であり、各自や各工程の効率向上に躍起になることに慣れているジャパニーズ・ビジネスパーソンにとっては、「一部分での効率向上は無意味どころか悪になることさえある」「会社にとって/顧客にとって真の価値を提供できたかどうかだけが唯一のモノサシ」とする本理論は、「言われてみれば当たり前、でもなかなか普段の習慣を捨てきれない」という厄介な代物でした。

 このTOCは、最初は製造業の生産効率向上から始まりましたが、その後サプライチェーンへ拡大し、さらに意志決定プロセスやプロジェクト管理にまでその枝葉が広がり、しかもどれもが非常に読みやすい形で描かれており、内容,表現方法ともにピカ一のビジネス書かと想います。
 また最新の「ザ・チョイス」では、「なぜその様なソリューションを思いつけるのか?」という誰もが抱くであろう疑問に答えながら(著者なりに)、さらに実例(と思われる)サンプルが複数記載されていて、本シリーズのまとめ的な位置づけで非常にまた面白い本に仕上がっています。

 私自身も何度もこのシリーズを読んで理解・納得はしているつもりではありますが、普段の仕事に活かせているかどうかは甚だ心許ない状態です。また、これもビジネスパーソンとして必読の書と言えるのではないか、と思います。

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