PANASONIC, STRADA

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 昔から"モノ"へのコダワリは人一倍強かった。特に"普段使い"のモノで妥協するのは絶対イヤで、例えばペン1本でも満足できるものに出会うまではトコトン探して試し続けるのが常だった。
 だから、普段使っているモノには絶対の自信がある(他の人と価値観が一緒かどうかは全く自信が無いけれど)。

PANASONIC, Strada(カーナビ)

[HX-1000D] 定価:399,000円(ディーラーオプション)

Panasonic Starada 電子地図帳が行き先案内機になり、さらに今や高度情報ターミナルとして「無くてはならないモノ」になってしまったCar-Navi。今までは「オプションでオービス情報データファイルが用意されている」のが決め手でCarozzeriaのCyber Naviを2台続けて愛用してきたけれど、今回は外車の中でも特にマイナーなルノー車なのでフィッティングに苦労するだろうなぁ、と思いディーラーオプションを選択。生憎HX1000Dしか設定が無くて、自動的に決定。

 実際に取り付いてみると、奥行き不足によりユニットが若干飛び出していたり、ディスプレイがエアコンのスイッチと表示を完全に隠してしまうために一々チルト操作が必要だったり、という「詰めの甘さ感」一杯だけど、まぁ「マイナー外車」だから致し方ないところ。それでも標準オーディオ用のサテライトスイッチ(ハンドル脇に埋め込まれていて外せない)がそのまま使える、というのはDオプならでは、か。

 操作方法が異なるのは当たり前なので諦めるとして、さすがにNaviとしての機能には不足は無し。でも、地図の見やすさは明らかにCarozzeriaに劣る。特に色付き矢印で表示される渋滞路情報は埋没してしまって瞬時の判読は不可能に近い。また分岐案内のタイミングが非常に遅く、かつ表示される拡大図も全然わかりにくい点も「×」。今更「曲がれ」と言われても無理だよなぁ、ということが何度も発生(特に有料道路の複雑なジャンクションでの案内がメチャクチャ不親切)。

#横々から三京へ抜ける所なんか最悪、って思ったら、これはどうも
 「横々は一般道である」「だからICの拡大表示の対象外」
 と勝手に(律儀に?)ナビが判断しているから、みたい(な気がする)。

 また大変に不満なのは、オービス情報の扱い。「大松下(!)」としてはお上の意向を拝察してサポートしないこと自体はまぁ仕方がないと思う。しかしユーザー達がコツコツと情報を集めてネット上で共有してきた地点情報ファイルに対して、突然それらを読み込めない様にHX1000からNaviの規格を変えてしまったという暴挙には、呆れるばかり。
 携帯電話の接続がBluetoothに限定されてしまっているのも、不親切。「運転しながらの電話は危険」とするならBluetooth接続も禁止すべきな訳で、ここらヘンが「パナソ携帯は前々からBluetoothが当たり前。他メーカー品を買うヤツが悪い!」と主張している様で、実に感じ悪い。

 まぁNavi自体の機能/性能はほぼ固まっているので差別化は難しいだろうし(携帯をつなげば家電製品を遠隔操作できる、って盛んに宣伝しているけど、そんなことを魅力に感じる人っているのかなぁ)、「長年の間に体に染みついた操作性」を上回るほど「使いやすい」と思わせる革新的な工夫はまず無理なので、結果的には「今までと違う部分」が欠点として目立ってしまうばかりなのはやむを得ないところ。むしろ、ほとんどマニュアルを見ないでもちゃんと使えてしまう、という点は「よく出来ている」と評価すべきなのかもしれません。

 でも、仕様から機能,詳細の味付けまでのあちこちに「パナソ臭(とりあえず他メーカーを真似して始めたけどまだまだ熟成されていないくせに、妙に大企業の傲慢さが見え隠れする感じ)」が充満していて、未だにどうにも馴染めない。