諏訪大社下社春宮(☆☆☆,諏訪)

お出かけ

 最初に訪れた「上社本宮」ですっかり心身がリラックスできたので、続いてもう1宮、「下社春宮」へお参り。上社本宮と比べてよりシンプルかつコンパクトなエリアでしたが、高い木が聳える森の中に神様を身近に感じられる「諏訪造」の拝殿がある様子は同じで、更に々々リフレッシュできました。

 上社から諏訪湖を挟んで反対側、北岸にある「下社春宮」。諏訪湖へ向かって真っ直ぐに伸びる大門通り道路は以前は流鏑馬なども行う専用道路だったそうで、起点となるR20との交差点には鳥居が立ち(おかげで大門通りは2車線道路なのに、ここだけ片側交互通行)、また春宮手前には立派な太鼓橋(下馬橋)も遺されています。

 伊勢神宮など古い神社では数年毎に社を移る「遷座」という風習を残すところがありますが、諏訪大社下社の場合は「半年毎」という非常に短い周期で遷る風習があり、そのために「春宮」「秋宮」の2宮がちょっと距離を置いて造られているそうです。今回は、あまり気にせずなんとなく「春宮」を選んでお参りしましたが、よくよく考えると既に8/1付で「秋宮」へ遷座されているので、つまりこの日は神様はお留守だった様です。

 上社本宮と異なり、こちらのレイアウトは「真っ直ぐの参道から鳥居をくぐり、そのまま正面の社殿に進んで神様にお参り」という、ごく普通。またその動線はほぼ南北に伸びているので略「上社の方を向いている」と言って良いと思いますが、肝心の上社本宮は「顔をそむけて」北西向き。
 一方で、境内全体が巨木の林に包まれている様子や、その中に神様がすぐ軒先まで出てきてくれている様な諏訪造りの拝殿などと、それらを取り巻く様に4角に配された御柱などは上社と同じ。

 全体的にコンパクトなので上社本宮の様に「森の中を神様に向かって進んでいく」という感じは乏しいものの、神様を身近に感じられる様な佇まいは「場所は分散しているけど同じ神社なんだな」と感じられるものでした。 

hisashi

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長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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