快適スポーツ用マスク

普段使い

 ジムでもマスク装着が当たり前となって、半年余。夏になってから「汗濡れによる呼吸困難」が難点でしたが、web広告で流れてきた「COLORFUL RUNNING MASK」を試してみたら、とても快適。年段も手頃なので、極近距離での接触を伴わないスポーツ用としてお勧めです。

 「どこでもマスク」が当たり前になり、下手をするとマスク無しでは犯罪者の様に扱われかねない状況ですが、もちろんそれはジムでも同じ。率直に言って、個人的には「空気感染」のリスクは限りなく小さいと思っているのですが、飛沫の防止は重要だし、また他人から見た時の「マスク装着」という記号性からもマスクは付ける様にしています。

 ただジムに限らず運動中にマスクをつけると必ず「汗」との戦いになります。運動して呼吸が徐々に粗くなり汗をかいていくと、突然汗を吸ったマスクがピッタリ口に貼りついてしまい、その瞬間必要な空気を吸い込めなくなり呼吸困難に陥ることがしばしば。なるべく通気性の高いものを使う様にしても、汗を吸ってしまった時の性能は大差無く(個人の体感ですが)、例えばエアロバイクを漕いでいる時などは後半手でマスクを引っ張りながら、という情けない状況になりがちでした。

 そんな中、偶然スポーツ用マスクのMakuakeプロジェクト広告が目に留まり(何度かスポーツ用マスクで検索していたから、でしょうね)、試しにチェック。構造的には(写真を見た方が早いですが)「ネックゲイターの口部分が開いていて、そこを鼻の部分から下へ延びたカバーが覆っている」という感じで、正面から見ると口元は完全にカバーされますが、下方向には抜けています。つまり、フェイスシールドと同じように飛沫などはカバーで防がれる一方、装着者自身の呼気は下へ抜けるため呼吸が辛くなく、また他人へ向かって一直線に拡散していくこともない、というものの様。

 なかなか良さそうなので試しに申し込み、届いた品を早速試用。期待通り、汗をかいても息苦しいことは一切無く、とても快適。また耳に引っ掛けるタイプなので動いていてズレ落ちることもありません。
 一方で、下に開いているので「マスクじゃない」と不安を持つ人もいるかもしれませんが、本当に息苦しくなるまではカバーの下端を顎のところに挟み込んでおくと(色にもよると思いますが)「パッと見、普通のネックゲイターをしている様に見えて安心」という様な使い方(多分正式な使い方ではないとは思いますが)も可能ということに気づきました。

 まぁ、抗菌素材ではあるものの不織布では無いし、またそもそも下へ開いてしまっているので「ウィルスの吸い込み防止」という効果はほとんど期待できないと思います。が、それはフェイスシールドも一緒で。最も考慮すべき飛沫の飛散は充分防止できそうです。
 ちょっと心配なのは耐久性(洗濯ネットを使っていますが、隅の方で少しほつれが)。まぁスポーツウェアは一般的には消耗品だし、Makuake完了後もちゃんとネットで販売を継続しているので補充は可能だろうし、何よりも快適だし。きっとこのまま「マスク不要」の世界が訪れるまでは手放せない品となりそうです。

インターセクション,COLORFUL RUNNING MASK 1,980円(公式)

hisashi

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長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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