「ピラミッド探検」がとても素晴らしかったImmersive Journeyで新プログラムが始まったので、期待一杯で行ってみたのですが…2次元の絵をわざわざVRで見ても、楽しいハズが無いか…
VRゴーグルをつけて案内に沿って部屋の中を歩き回りながら、ビックリするほどリアルな世界を楽しめるImmersive Journey。新しく始まるプログラムは印象派の画家達がテーマということなので、例えばパリの風景などが楽しめるかな、と思って期待していったのですが…
前作でスゴイと感じた大きな理由は「動き回ったり、のぞき込んだり、裏にまわってもとてもリアル」ということ。映像などのクオリティはもちろん、プログラム自体も「ピラミッドの中」「ピラミッドの上」「儀式の場」など、歩き回って覗き込める様に作りこまれていたので、その素晴らしさを存分に楽しむことができました。
ところが、今回はパリの街中や郊外などの広々とした空間を歩くシーンはほんの僅かで、プログラムの大半は美術館の部屋をまわりながら「絵を眺める(作者のアバターによる解説を聞きながら)」。歩き回ったり、覗き込む様な要素が皆無。しかも、見る対象は「絵=平面」。せっかくの3D VRなのに…
なぜこの様なプログラムにしたのか皆目わかりませんが、私に全く響かず、大ガッカリ。
さらに今回はシーンの切れ目などで歩いている途中で暗転し、ヒヤリとする場面も多くありました。もしかしたら混んでいたためシステム負荷が高すぎて、だったのかもしれませんが、そうだとしてもかなりお粗末な状況と感じました。
最初の期待が大きすぎた分ガッカリ、なのかもしれませんが、システムのポテンシャル自体は前作でわかっているので、次回作に期待したいと思います。
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