古代のハス(古代蓮の里★☆☆,埼玉県行田)

四季

 数少ない ”夏の花” の一つ、ハスを見に埼玉県の「古代蓮の里」へ。想像以上に広くて設備も整っていて、ビックリ。さすが「市の花(行田市)」。

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 建設工事現場で数千年前とも推定される地層に埋もれていた種子が自然発芽した「ハス」(だから「古代蓮」と称しているけど、種子自体の年代特定計測はしなかったらしい)の池。自生していた場所まわりを公園として整備しなおした(ふるさと創生事業!)そうですが、想像以上に広い池にはびっしりとハスが群生。

 ピンク色の花が咲き揃うピーク時はかなり見事なことは間違いなし、なのですが、残念ながら既に盛りを過ぎてしまった様。大半が花びらを落としてシャワーヘッドの様な硬い花托を残すだけとなってしまっていましたが、それでもよく探すとキレイな花やツボミがいくつか残っており、その片鱗を感じることができました。

 また池の脇には展望タワーが聳え、そこから池に咲くハスや周囲を見渡すことができる様になっています。
 このタワーができたのは2001年(古代蓮の里開園は1995年)とのことですが、その後2008年から正面の田んぼで始まった「田んぼアート」(2011年に面積で日本一、さらに2015年にはギネス世界記録公認ということなのでかなりの力の入れ様です)を見るためのタワー、としての役割の方が今は強そうです。
 実際に私たちが訪れた時も、夏休みで帰ってきた孫を連れた3世代家族らしきグループが大勢集まっており、地域活性の場としてかなり有効な役割を果たしている様です。

 ハスと田んぼアートを堪能して、ついでにタワー根本にある「古代蓮の里会館」何ある行田市の自然とハスに関する展示(こちらもコンパクトだけど結構内容が凝っていました)でちょっとだけお勉強した後、ちょっと小腹が空いたので「古代蓮うどん店」で(何でも「古代の蓮」なのね、ここは)「ハスウドン」を注文。
 「ハスを摩り下ろして練りこんである」という様な凝ったウドンではありませんでしたが、出汁が効いていて美味しくいただくことができました。

hisashi

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長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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