上野スカイブリッジ(☆☆☆,高崎)

お出かけ

 不二洞の入口は急斜面の中腹にあり、駐車場などそのまま谷に向かって落ち込んでいく様な狭いスペースに作られており(他にちょっとした遊具やキャンプサイトが併設されて、川和自然公園と称している様)、その反対側には「まほろばの森」と呼ばれるキャンプサイトがあり、双方を巨大な人専用の吊り橋「上野スカイブリッジ」がつないでいます。

 「巨大吊り橋」と言えば3月に訪れた「三島スカイウォーク」。それ自体が観光の対象物となることを目的として作られて、しっかり観光客(海外からも)が訪れるスポットとして成立。結果、いかにも「うちの県/郡/村…にも欲しい」という風情の視察者(らしき団体)も多数訪れていました。

 従って「三島を参考にして作ったんだな」と勝手に思いながらも、橋好きの自分としては当然往復。

 三島同様、橋からの眺めそのものには特に特筆する点は無く(山に囲まれているので山しか見えない)、一方長さは半分強なのでスリルも半分、という訳では無いので高所が苦手な人にはインパクトもそれなり。一方で三島に無い特徴として「自動的にシャボン玉を発生する装置」を取り付けて「幻想的な演出」にチャレンジしているのですが、放出されるシャボン玉の量が少なく、しかもすぐに風で吹き飛ばされてしまうためほとんど気づかない、という残念な結果に。

 あとで調べてみると、実はこのスカイブリッジは三島よりも10年以上前に作られており、多分この地では最大の観光資源であろう不二洞へのアクセス路となることで「まほろばの森」の魅力向上に大きく貢献する、という橋本来の目的に沿って作られたのだろうなぁ、と再認識。

 とは言っても三島より小さい、景観自体も平凡、というののは変わりなく、どうせ行くなら三島に行った方がいい(三島に行ったことがあるなら、わざわざ来るほどのものではない)というのが率直な感想です。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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