instaで見かけた「見どころだらけ」というコメントが気になってずっと来たかった植物園(ですよね?)。かなり「攻めてる」感じなので、好きな人には一見の価値あり、でも普通に「植物園」と思って来た人はガッカリするかも。
稲毛海浜公園の駐車場にクルマを駐めて、ビーチ目当てらしき家族連れの集団に交じって暫く歩いていくと、かなり立派な「花時計」を発見。でも長針・短針、あるいは日時計の役を果たしそうな突起なども見当たらず、どうやって時間を示すのだろう?と不思議に思いつつ進んだ先に、大きな温室。
正面へまわるとラベンダーの植え込みやコキアの群生が配されていて、ここまではまぁ普通の「植物園」という感じ。
一方で、いざ建屋に入ると、すぐに目に飛び込んでくるのはきたのは色彩豊かで巨大な花。
そしてその先にあるのは色とりどりの葉がギッシリと生え揃った、でも不自然に白い木。
さらに先へ進むと人のカタチをした木に、壁面にしがみつく様に伸びる木… いったいこれは何? ここはどこ? 美術館(しかも現代アート)? 植物園じゃなかったの???
ここの展示は半分はこんな感じで、超個性的受け花というか、人工物と植物の融合というか…なんだろう?(説明によれば、やはりフラワーアレンジメントの発展版らしいけど…)
残り半分は円筒形の温室(他に外庭もある様ですが)で、こちらは一転して「植物園らしい(!)」作り。
面積自体は他の植物園と比べても特に大きい、とは思えず、また一つしかないのですが、中には小さな池と滝を含めていろいろな木々・草花が(良い意味で)ギッシリ。想像以上にいろいろな花を楽しむことができました(単一の環境でいろいろな草木を管理して花を咲かせるのは、かなり大変だろうなぁ)。
全体的には「現代アートに興味がある人には一見の価値あり」という感じで、でもそれほど頻繁に内容を入れ替えている訳ではないだろうと思うので、「一度訪れれば十分」というのが率直な感想です。
コメント