ヴェルサイユ滞在

お出かけ

 いつも通りヴェルサイユ周辺で会社のトラベルサービスに探してもらったホテルは、なんとヴェルサイユ宮殿付き庭園に隣接するTrianon Palace Hotel。その時点で予約できるもっとも安いホテルだということで、そのまま予約。

 実際についてみると、立地といい建物の佇まい・内装とも「こんなところに泊まっていいの?」というレベル。当然部屋も広くて備品類もそれなり(ちなみにボディケア系はフェラガモ)。
 隣接しているのは庭園ではなく羊の牧場で、早朝は朝霧が立ちこめて雰囲気一杯の中を散歩できたり。
 心配した値段も実際には朝食が含まれていて、かなりリーズナブル。初日にテラスで飲んだビールも高かったけどたっぷりオリーブ&ナッツが添えられていたので、それを含めればまずまずのレベル(つまみ無しでもっと安くしろよ!という考え方ももちろんあるけれど)。
 訪問先がヴェルサイユ近郊なので朝夕の移動もパリ市内からと比べて遙かに楽で、十分快適に滞在することができました。

 初日の夕飯は近場で済ませたけど、二日目はマーケットプレースまで歩いてビストロ探し。
 ぐるっと一周してAu Petit Marquis を選択。野菜が食べたかったのでアントレには「アヒルの肉を添えたサラダ」を選択。通常の(多分)胸肉に加えて砂肝もたっぷり入っていてまずまずの味。ただ肉が想像以上に多くて、メインにはツナステーキにしておいて正解。こちらは肉厚のマグロをレモン&塩のあっさりした味付けで、美味しくいただけました。そしてデザート。これもなるべくアッサリがいいな、梨ならいいだろう、と思って選んだら、なんと梨入りチョコパフェ。想定よりはこってりしてたけど、味はOK。フランスはやっぱり食事が美味しいなぁ、と思いながら、ホテルへ帰って早めに就寝。

 二日目の夜は、訪問先にディナーに誘われて、le 37.17へ。ここは新しいお店で、まだ自分たちも初めてとのこと。基本はフレンチながらちょっとだけ趣向を凝らした料理を出す店の様で、アントレには「キノコの tempura 」を選択。 tempura とは何か、って一所懸命説明してくれようとするので「こいつ、わかってないな」と思っていたら、出てきたのはなんと「エビフライ」!どうやらフライと天ぷらを混同しており、さらに「キノコ」は英語を間違えた様。通りで「白ワインが合うよ!」って力説していた訳でした。
 一方メインは「豚ヒレ肉のステーキ」を。こちらは添えられていたソースがあまりこってりしておらず、表面がカリッと焼かれていて美味でしたが、量が多くて残してしまって、ちょっと残念。デザートも頼むことができませんでした。

 そしてヴェルサイユ最後の夜は再びマーケットプレースへ。実は前回来たときに美味しくて気になっていたLe Valmont が日曜・月曜夜とも閉まっていて「潰れた?」とガッカリしていたらこの日は開いていたので喜んで入ったら、すでに結構な混み具合。やはり人気店だったんだぁ、と再認識。
 アントレはやはりサラダが食べたくて「スモークサーモンを添えたキャベツのサラダ」を頼んだらスモークサーモンの方が主役の体で、でももちろん美味(ちなみにキャベツは千切りにしてホンの軽く酢漬けになっていた様)。
 そしてメインは「テンダーロインステーキ」を。フレンチらしくこってり目のソースを浸けながら食べる牛肉は言うこと無し、の味。デザートに頼んだ「フルーツタルト」はイチゴ満載で、これまた申し分なく、前回同様「何食べても美味しい」感じ健在で、ぜひまた次回も来よう、と思いつつ、ちょっと遅めの街をホテルまで歩いて、就寝。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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